best_practices:論文のお作法:もっと細かなお作法

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もっと細かなお作法

このページでは論文のお作法 で紹介したお作法からさらに「より良い文章を記述するための」詳細なお作法を紹介します。かなり具体的な事例となりますが、「なぜそうするのか?」を中心に記述しますので、「なぜ」をよく把握してください。具体的なお作法自体はその「なぜ」に対応できていれば異なっていても構いません。

Reference(文献引用)とfootnote(脚注)の使い分けは以下のとおりです。

  • 文献引用:自身の研究を説明する上で欠かせない情報(絶対にないとダメ)
  • 脚注:自身の研究を説明する上で補足する情報(あってもなくてもよい)

つまり自身の論文の議論を成立させるうえで必要不可欠なのが文献引用、必要不可欠ではないが補足する情報は脚注にします。一方で文献引用と表記されるとおり、論文や書籍の場合は例えばそれが脚注情報だったとしても文献引用として扱うのが一般的な風習ですので、その点は注意してください。

hogehogeら[引用番号]によると、といった記述方法に代表される引用方法ですが、この[引用番号]を文章中のどこに挟むかは、文章の内容によって異なります。次の場合を考えてみます。

  1. 馬場ら[5]によると小型振動モータの応答速度は100-200[ms]程度と報告されている。
  2. 馬場らによると小型振動モータの応答速度は100-200[ms]程度と報告されている[5]。

上記のどちらが文章としてよりよく伝えることができているでしょうか?どちらも論文での記載方法としてよく見る形式ですが、前者は誤りではありませんが、後者の方が報告されている内容に対して文献番号が引かれているため、内容の把握が容易になっているのがわかります。

一方で次のケースはどうでしょうか?

  1. 馬場ら[5]、林ら[6]による小型振動モータの応答速度調査では、、、、
  2. 馬場ら、林らによる小型振動モータの応答速度調査[5,6]では、、、、

文脈的には馬場の文献が5, 林の文献が6と分かりますが、前者の方が理解が容易になります。引用番号を挿入する際にも必ずどの文章位置に挿入するのが適切かを忘れないようにしてください。もちろん後者も間違いではありません。

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  • 最終更新: 2025/02/09 11:35
  • by baba