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プログラミング入門:開発環境 [2020/12/27 11:52] – [開発環境] baba | プログラミング入門:開発環境 [2020/12/27 11:54] – [シンプルに始められる(導入が容易):simplicity] baba | ||
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簡単なことを数行のコードで、数分で実現できるかどうか。標準でどの程度ライブラリが準備されているかが大きく影響します。とはいえ様々な機能が用意されていても必ずしも自分がやりたい表現に直結する機能があるとは限りません。Visualプログラミング環境では10分かかることが、プログラミングを利用すれば1分で終わることもあれば、その逆もあります。つまり重要なポイントはなにかというと、常にプログラムの可読性が高いことです。トラディショナルな言語ではこの習わしには多くの流派があるため、自然とわかりやすくするプログラムが身につきやすい一方、Visualプログラミングでは「こうやったら動いたから、このようにしています」という理由で開発をしてしまいがちです。 | 簡単なことを数行のコードで、数分で実現できるかどうか。標準でどの程度ライブラリが準備されているかが大きく影響します。とはいえ様々な機能が用意されていても必ずしも自分がやりたい表現に直結する機能があるとは限りません。Visualプログラミング環境では10分かかることが、プログラミングを利用すれば1分で終わることもあれば、その逆もあります。つまり重要なポイントはなにかというと、常にプログラムの可読性が高いことです。トラディショナルな言語ではこの習わしには多くの流派があるため、自然とわかりやすくするプログラムが身につきやすい一方、Visualプログラミングでは「こうやったら動いたから、このようにしています」という理由で開発をしてしまいがちです。 | ||
+ | ==== 配布が簡単:distributable ==== | ||
+ | せっかく制作したアプリケーションも別の環境や多くの人に体験してもらう手間があまりに大きいと折角のプロトタイプの魅力も半減してしまいます。逆に対して面白くもないアイデアでも実際に非常に簡単に使えるだけでも多くの人にとって嬉しいこともあります。 | ||
==== 開発を通じて価値発見ができる:discoverable ==== | ==== 開発を通じて価値発見ができる:discoverable ==== | ||
開発環境はあくまでメディアであり、それを通じて何かを発見できるものでなければなりません。つまり、最初から作るものが決まっていればその目的に沿った開発環境を利用すればよく、むしろクリエイティブなコーディングをしないことが好まれます。一方、クリエイティブコーディングとは一種のプロトタイピングであり、その行為を通じ自らが創り出そうとしているものを発見することを繰り返していきます。ユーザの試行錯誤を許容する環境であることが望まれます。閉じた開発よりも、オープンな開発がよいです。ネットで動いているコードをすぐ手元の環境で動かせると嬉しいですよね。 | 開発環境はあくまでメディアであり、それを通じて何かを発見できるものでなければなりません。つまり、最初から作るものが決まっていればその目的に沿った開発環境を利用すればよく、むしろクリエイティブなコーディングをしないことが好まれます。一方、クリエイティブコーディングとは一種のプロトタイピングであり、その行為を通じ自らが創り出そうとしているものを発見することを繰り返していきます。ユーザの試行錯誤を許容する環境であることが望まれます。閉じた開発よりも、オープンな開発がよいです。ネットで動いているコードをすぐ手元の環境で動かせると嬉しいですよね。 |