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プログラミング入門:開発環境 [2019/06/29 11:27] – baba | プログラミング入門:開発環境 [2019/06/29 15:22] – [開発を通じて価値発見ができる:discoverable] baba | ||
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==== コーディングが複雑になりすぎない:simplicity ==== | ==== コーディングが複雑になりすぎない:simplicity ==== | ||
- | 簡単なことを数行のコードで、数分で実現できるかどうか。標準でどの程度ライブラリが準備されているかが大きく影響します。 | + | 簡単なことを数行のコードで、数分で実現できるかどうか。標準でどの程度ライブラリが準備されているかが大きく影響します。とはいえ様々な機能が用意されていても必ずしも自分がやりたい表現に直結する機能があるとは限りません。Visualプログラミング環境では10分かかることが、プログラミングを利用すれば1分で終わることもあれば、その逆もあります。つまり重要なポイントはなにかというと、常にプログラムの可読性が高いことです。トラディショナルな言語ではこの習わしには多くの流派があるため、自然とわかりやすくするプログラムが身につきやすい一方、Visualプログラミングでは「こうやったら動いたから、このようにしています」という理由で開発をしてしまいがちです。 |
==== 開発を通じて価値発見ができる:discoverable ==== | ==== 開発を通じて価値発見ができる:discoverable ==== | ||
- | 開発環境はあくまでメディアであり、それを通じて何かを発見できるものでなければなりません。つまり、最初から作るものが決まっていればその目的に沿った開発環境を利用すればよく、クリエイティブなコーディングをしないことが好まれます。一方、クリエイティブコーディングとは一種のプロトタイピングであり、その行為を通じ自らが創り出そうとしているものを発見することを繰り返していきます。 | + | 開発環境はあくまでメディアであり、それを通じて何かを発見できるものでなければなりません。つまり、最初から作るものが決まっていればその目的に沿った開発環境を利用すればよく、むしろクリエイティブなコーディングをしないことが好まれます。一方、クリエイティブコーディングとは一種のプロトタイピングであり、その行為を通じ自らが創り出そうとしているものを発見することを繰り返していきます。ユーザの試行錯誤を許容する環境であることが望まれます。閉じた開発よりも、オープンな開発がよいです。ネットで動いているコードをすぐ手元の環境で動かせると嬉しいですよね。 |
==== 大きなアプリケーション開発が可能: | ==== 大きなアプリケーション開発が可能: | ||
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+ | ====== 用途別 ====== | ||
+ | 上記はクリエイティブコーディングっていうなんだかわからん基準で評価しましたが、そもそも制作するものが決まっている場合はそれに特化した環境がベストです。 | ||
+ | * ゲーム制作:Unity | ||
+ | * 音響作品制作:Max, | ||
+ | * VJ、映像特化:touchDesigner, | ||
+ | * その他:Processing, | ||
+ | といった具合です。 | ||
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+ | 以上、開発環境の紹介でした。 | ||