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入門

Particle(パーティクル)は昔らからCG(コンピュータグラフィックス)で利用されてきた、様々な自然現象(炎、雪、水等)の表現に利用されてきた手法です。touchDesignerにもSOPにparticleというオペレータがあり、これを利用すると簡単に素敵なグラフィックを生成することができます。ここではparticleの入門としてもっともシンプルな例を紹介します。

とりあえず動かす

上記では

  1. sphere
  2. sort
  3. particle

のSOPにあるオペレータを接続することで、particleの画面内にて結果を確認できています。簡単に説明すると、sphereにて球形状を作成し、その拡張点をsortに渡します。sortはその頂点をランダムにparticleオペレータに渡します。particleオペレータでは受け取った頂点座標をEmitter(パーティクルの発生位置)として順次小さな点を生成していきます。

パラメータを操作する

particleオペレータ内にいくつかのパラメータがあるので、それらを操作して変化の様子を観察してみましょう。

パラメータを操作することでシンプルなパーティクルが変化する様子がわかりますね。それぞれのパラメータ詳細についてはオペレータのヘルプを参照してください。各オペレータのヘルプは、オペレータを右クリックで選択して help をクリックするとブラウザで開くことができます。

作成したパーティクルをちゃんとする

ちゃんとする(笑)っていうのが適当ではありますが、SOPは3次元を扱うためのオペレータです。例えば作成したパーティクルを全画面でどこかのイベントに使うときにはこのままでは扱いが難しいです。ただしparticleオペレータ上で右クリックしてviewウィンドをだしたり、Display Optionで座標表示を切れば大きな画面で表示することもできることも知っておいてください。

話を戻して、作成したparticleをgeometryにつなぎ、カメラ、renderを接続します。これによって実行結果が1枚のレンダー画像となるだけでなく、カメラ設定や、lightの追加により照明も設定できます。