====== ESPr Developer ====== ESP8266を載せたArduino互換ボードです。スイッチサイエンスから販売されているESPr Developerを研究室ではよく利用するのですが、シリアルチップがFTDIチップであることと、8266のバージョンやArduinoのバージョンなんかでうまく動作しなかったり、書き込めなかったりするトラブルが頻発していたので、動作環境をまとめておきます。 ===== 最初に ===== 最初に FT231XSチップを動作させるために、Macの場合はドライバーをインストールする必要があります。 - https://mag.switch-science.com/2013/01/23/install_vcp_driver_to_mac/ を参照してドライバをインストール - PCを再起動 - USB接続をして、Arduinoからシリアルポートが見れるか確認 上記手順でドライバインストール後にも関わらずポートが出てこない場合は、USBポートの電力不足かもしれません。USBハブなどを使わず、 なるべく直接接続して試してください。usb type-cの場合は変換コネクタを数種試してみましょう。 ==== M1でBigSurな場合 ==== 以下のスイッチサイエンスのリンクに従って、list_ports_osx.pyファイルの直接編集をする必要がありました。 * https://mag.switch-science.com/2020/12/21/macos-espr-developer/ ===== 環境 1 ===== * macOS Mojave:10.14.5 * Arduino 1.8.8 * esp8266 2.5.2 * ESPr® Developer(ピンソケット実装済) * https://www.switch-science.com/catalog/2652/ ==== 書き込み時の設定 ==== {{:arduino:pasted:20190822-003704.png}} 令和元年8月22日時点での確認済み環境。 ===== 環境2 ===== * macOS Mojave:10.14.5 * Arduino 1.9.0-beta * esp8266 2.5.2 * ESPr® Developer(ピンソケット実装済) * https://www.switch-science.com/catalog/2652/ ==== 書き込み時の設定 ==== {{:arduino:pasted:20191014-235228.png}} ===== 環境 3 ===== * macOS Catalina:10.15 * Arduino 1.8.10 * esp8266 2.6.1 * ESPr® Developer(ピンソケット実装済) * https://www.switch-science.com/catalog/2652/ ==== 書き込み時の設定 ==== {{:arduino:pasted:20191123-095007.png}} 令和元年11月23日時点での確認済み環境。