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github:入門 [2021/08/24 12:11] – [branchをmainにmergeする] baba | github:入門 [2021/09/14 16:18] (現在) – [自分のリポジトリを作成する] baba | ||
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<WRAP center round info 100%> | <WRAP center round info 100%> | ||
- | gitコマンドを利用した際に,fatal errorや,アクセスできない,といった主旨のメッセージが出る場合は,最近githubuではパスワード認証が廃止されたことが利用のようです.以下リンクに従って個人アクセストークンを取得して,パスワード入力には取得したアクセストークを利用してください. | + | gitコマンドを利用した際に,fatal errorや,アクセスできない,といった主旨のメッセージが出る場合は,最近githubuではパスワード認証が廃止されたことが原因のようです.以下リンクに従って個人アクセストークンを取得して,パスワード入力には取得したアクセストークを利用してください. |
* https:// | * https:// | ||
行 80: | 行 80: | ||
<div style=" | <div style=" | ||
</ | </ | ||
+ | |||
+ | ^ コマンド | ||
+ | | git merge dev | devブランチをmainにマージする(マージ対象となるブランチに必ずcheckoutしておく必要があります) | ||
+ | |||
+ | ==== 編集しちゃったファイルを前回の状態に戻す(cloneを使わない) ==== | ||
+ | 上記の動画最後に,最悪git cloneで最初に戻しちゃえばよいよ,という話をしました.でもしましまからもうちょっとちゃんと戻し方は説明したほうがいい,という雰囲気を感じたので個ここに追記します.先程の動画では最新の状態から修正をはじめて,「やっぱやめた」という具合に修正内容を戻す場合にpullを利用して失敗していました.これは最新の状態から編集を始めたため,pullをしてもローカルもリモートも同じコミットバージョンであったため,Already up to dateと言われて,元には戻せない,という状況でした.以下の動画では最新の状態から編集をはじめてその編集内容を戻す様子を収めて置きました. | ||
+ | < | ||
+ | <div style=" | ||
+ | </ | ||
+ | |||
+ | ^ コマンド | ||
+ | | git reset README.md | ||
+ | | git reset -hard HEAD | ファイルの編集を始めたけど一旦最初の状態に戻したいときはこのコマンド | ||
+ | ===== Pull Request ===== | ||
+ | Pull Requestには大きく分けて | ||
+ | * チーム開発によるPull Request(forkを使わない) | ||
+ | * 他人のリポジトリに修正・追加したいPull Request(forkを使う) | ||
+ | の2種類があります.githubを使い始めの頃は,pull requestは知り合いに送ったり,研究室内での共同開発用途が多いと思うので,forkを利用しない方式ですが,ある程度開発になれてきたら赤の他人のリポジトリを直したり機能追加してあげたりすることもあると思います.その場合にはforkを利用するPull Requestとなります. | ||
+ | |||
+ | ==== チーム開発によるPull Request ==== | ||
+ | すでに共同で開発をする人がいるという前提からスタートします.この開発の場合はAさんが作成したリポジトリをBさんがcloneして,これまで説明したやり方で簡単にAさんが作成したブランチを更新することができます.もっとも簡単な例はmainブランチをBさんが更新してしまうやり方でしょう. | ||
+ | |||
+ | === Aさんが作成したリポジトリのmainブランチにBさんが直接pushする === | ||
+ | < | ||
+ | <div style=" | ||
+ | </ | ||
+ | |||
+ | === Aさんが作成したリポジトリにBさんがdevという名前のブランチでpushして,Pull Request(mainにマージして頂戴のアピール)を作成して,Aさんがmainにマージするまで === | ||
+ | < | ||
+ | <div style=" | ||
+ | </ | ||
+ | ==== 他人のリポジトリにPull Requestを送る ==== | ||
+ | このやり方はこれまでの内容とほぼ同じです.唯一違う点は,git cloneから始めるのではなく,対象となるリポジトリをforkすることから始めます.先程のチーム開発と比べて, | ||
+ | - PRを送りたいリポジトリをforkする(ブラウザから行う) | ||
+ | - forkしたリポジトリをcloneする | ||
+ | - cloneしたローカルリポジトリで適当な名前のbranchを切って修正・追加を行う | ||
+ | - 変更した内容でforkしたリモートリポジトリにpushする | ||
+ | - ブラウザ上のforkしたリモートリポジトリページからpull requestを作成する | ||
+ | - 自分のPRをmergeしてもらったら,forkしたリポジトリも本家に合わせてmergeする | ||
+ | という流れになります.ではやってみましょう. | ||
+ | |||
+ | < | ||
+ | <div style=" | ||
+ | </ | ||
+ | |||
+ | この回では特に新しいコマンドはありません. | ||
+ | |||
====== Reference ====== | ====== Reference ====== | ||
- | * gitの入門周りのコマンドだけをまとめたページ:https:// | + | |