openframeworks:ofxmaxim

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of:ofxmaxim [2019/05/05 06:45] – [サイン波を鳴らすSimple Example] babaof:ofxmaxim [2019/05/05 09:05] – [MaximillianのExampleで学習する] baba
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 <WRAP group> <WRAP group>
 <WRAP half column> <WRAP half column>
-440Hzのサイン波を鳴らすだけのサンプルコードを記載します.ただし openframeworksの場合は音を再生するためにaudioOut関数と一緒に組み合わせて使うことになります. audioOutに関しては openframeworksのExamples/sound/audioOutputExample を参照してください.audioOut()関数はすでにopenframeworks上でサウンドバッファーのCallback関数として登録されているので,audioOutの名前でないといけません.setup()では基本的にopenframeworksのサウンドデバイスに関する設定のみです.少しこの設定のコードが長いですが,システム上のデフォルトスピーカを自動選択するようにしています.こうしておくと開発のときに楽ちんです.デフォルトスピーカに関してはmacの右上タスクバーにあるスピーカアイコンをクリックすると一覧表示されるサウンドデバイスで,チェックが入っている箇所です.ちなみにaltキーを押しながらクリックすると出力/入力が一緒に表示されます.右図を参照してください.+440Hzのサイン波を鳴らすだけのサンプルコードを記載します.ただし openframeworksの場合は音を再生するためにaudioOut関数と一緒に組み合わせて使うことになります. audioOutに関しては openframeworksのExamples/sound/audioOutputExample を参照してください.audioOut()関数はすでにopenframeworks上でサウンドバッファーのCallback関数として登録されているので,audioOutの名前でないといけません. 
 + 
 +setup()では基本的にopenframeworksのサウンドデバイスに関する設定がほとんどです.少しこの設定のコードが長いですが,システム上のデフォルトスピーカを自動選択するようにしています.こうしておくと開発のときに楽ちんです.デフォルトスピーカに関してはmacの右上タスクバーにあるスピーカアイコンをクリックすると一覧表示されるサウンドデバイスで,チェックが入っている箇所です.ちなみにaltキーを押しながらクリックすると出力/入力が一緒に表示されます.右図を参照してください.またデフォルトスピーカに対して設定可能な最も高いサンプリングレートと,設定可能な出力/入力チャンネルを設定しています.setup()最後の行では,設定されたサウンドデバイスと同じ設定にMaximillian側を合わせています
 </WRAP> </WRAP>
  
行 120: 行 122:
 </WRAP> </WRAP>
 </WRAP> </WRAP>
 +
 +===== PANを振る =====
 +上記サンプルを利用して,サイン波が右から左へ移動するプログラムに記述し直してみます.PANの設定は
 +  mymix.stereo(wave, outputs, 0.5);
 +の0.5の部分です.このパラメータを操作することで
 +  * 0: 左のみ
 +  * 0.5: 両方
 +  * 1.0: 右のみ
 +
 +という具合に音の左右の鳴りを変更することができます.そこで,次のようにmymix.stereoを変更します.
 +  mymix.stereo(wave, outputs, ofMap(osc_pan.sinewave(1), -1.0, 1.0, 0.0, 1.0));
 + ただし,osc_pan はまだ宣言されていない変数なので,ofApp.h にこの変数を下記のように追記しておきましょう.
 +  ofxMaxiOsc osc, osc_pan;
 +  
 +これにより,osc_pan を1Hzに設定し,その値を0.0, 1.0に変更してあげることで,0.5秒おきに音源が右から左,左から右へと移動する結果となります.
 +
 +===== MaximillianのExampleで学習する =====
 +以上を抑えて,あとはMaximillian のExampleで学習しましょう.先に紹介したMaximillianのGithubからファイル一式をダウンロードすると,ディレクトリ内にmaximilianTest.xcodeprojを見つけることができると思います.こちらをXcodeで開き,Source/main.cpp を修正することですぐに動作確認することができます.動作させる際はmaximilian_examplesディレクトリのコードをそのまま main.cpp にコピーすればOKです.
 +
 +{{:of:スクリーンショット_2019-05-05_8.38.43.png|}}
 +
 +<WRAP center round tip 60%>
 +ビルドの際,32bit に関するエラーが出た場合は下の画像にある通り,valid architectureからi386を削除してください.
 +</WRAP>
 +
 +{{:of:スクリーンショット_2019-05-05_9.04.30.png|}}
 +
  
  • /home/users/2/lolipop.jp-4404d470cd64c603/web/ws/data/pages/openframeworks/ofxmaxim.txt
  • 最終更新: 2019/06/06 08:53
  • by baba