opencv_dnn:環境構築:install

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン 前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
opencv_dnn:環境構築:install [2019/07/14 17:36] – [OpenCVでDNN] babaopencv_dnn:環境構築:install [2019/07/30 09:08] (現在) – [ソースコードからコンパイル] baba
行 5: 行 5:
   * 動作環境:MacOS(10.13以降)   * 動作環境:MacOS(10.13以降)
   * OpenCV 3.4.1とOpenCV 3.4.2ではobject_detection.cpp のexampleに変更があり,homebrewの3.4.2ではyoloやssdがちゃんと動作しなくなっていました.そこで,最新のソースコードにて再度object_detection.cpp を動かしてみたところ,ちゃんとした結果が得られました.動作変だなったおもったら,やっぱ自分でコンパイルが一番なようです.   * OpenCV 3.4.1とOpenCV 3.4.2ではobject_detection.cpp のexampleに変更があり,homebrewの3.4.2ではyoloやssdがちゃんと動作しなくなっていました.そこで,最新のソースコードにて再度object_detection.cpp を動かしてみたところ,ちゃんとした結果が得られました.動作変だなったおもったら,やっぱ自分でコンパイルが一番なようです.
 +  * 令和元年7月26日追記:4.1.0にて同様に動作確認済み
  
 <WRAP center round tip 60%> <WRAP center round tip 60%>
行 13: 行 14:
 ===== Install ===== ===== Install =====
 インストールには2種類あります. インストールには2種類あります.
-  - brewをつかう +  - brewをつかう(授業でやるくらいならこれで十分) 
-  - ソースコードをコンパイル+  - ソースコードをコンパイル(OpenCV楽しむならこちらのほうがあとあとよろしい)
  
 ==== brewをつかう ==== ==== brewをつかう ====
行 31: 行 32:
   $ make install    $ make install 
      
-以上の手順で,/usr/local/optに opencvライブラリ一式がインストールされます.cmakeやmake時にエラーがでたら適時brewでパッケージを追加してください.にsampleをイルします.+以上の手順で,/usr/local/optに opencvライブラリ一式がインストールされます.cmakeやmake時にエラーがでたら適時brewでパッケージを追加してください.なお,cmakeの際オプションを指定することができます. 
 + 
 +<code> 
 + -DOPENCV_EXTRA_MODULES_PATH=<opencv_contribへのパス> // contribを一緒にビルドするオプション 
 + -DBUILD_opencv_world=ON // スタティックリンク(全部まとまったライブラリ)をビルドするオプション 
 + -DBUILD_EXAMPLES=ON // Exampleのビルド 
 +</code> 
 +あたりは,抑えておくと良いでしょう.opencvのcmakeビルドのオプションについては,下記リンクに詳しく載っています.また,CMakefile.txtを直接参照してもよいでしょう. 
 +  * https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1704/10/news134.html#cmakeoption 
 + 
 +cmake の際に,-DBUILD_EXAMPLES オプションをONにしておくと,sampleもビルドしてくれます.opencv.version/CmakeList.txt直接編集してもOKです. 
 +<code .txt CMakeList.txt> 
 +# OpenCV build components の欄に下記があるので,OFFになっている箇所をONに変えます 
 +  OCV_OPTION(BUILD_EXAMPLES           "Build all examples"                          ON ) 
 +</code> 
 +cmakeオプショでsampleをビルドした場合は,opencv-version/build/bin 以下にexample_* という名前で実行ファイルが生成されています. 
 + 
 +cmakeで上記のビルドオプションをONになかった場合は,一旦make install した後,sampleをビルドする必要があります.
  
   $ cd ../samples   $ cd ../samples
行 45: 行 63:
 example_dnn_colorization example_dnn_openpose example_dnn_text_detection example_dnn_colorization example_dnn_openpose example_dnn_text_detection
 </code> </code>
- 
 ===== modelデータの一括ダウンロード ===== ===== modelデータの一括ダウンロード =====
 実行にあたり,事前に必要なmodelデータを一括ダウンロードしておくとよいです(容量に余裕があれば). 実行にあたり,事前に必要なmodelデータを一括ダウンロードしておくとよいです(容量に余裕があれば).
  • /home/users/2/lolipop.jp-4404d470cd64c603/web/ws/data/pages/opencv_dnn/環境構築/install.txt
  • 最終更新: 2019/07/30 09:08
  • by baba