このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
両方とも前のリビジョン 前のリビジョン 次のリビジョン | 前のリビジョン 次のリビジョン両方とも次のリビジョン |
arduino:writer [2019/01/19 11:00] – [外部クロック付きのATMEGA328に書き込む] baba | arduino:writer [2019/09/06 10:48] – baba |
---|
====== Arduino Writer ====== | ====== Arduino Writer ====== |
{{ :arduino:writer_nano.png?nolink |}} | Arduino as ISPとして書き込むための情報まとめページです。Arduinoのバージョン違いで動作したりしなかったりするので、このページを参照して書き込みを行う際は必ず同じ環境で構築するようお願いします。 |
| |
| <WRAP center round important 60%> |
| 利用するArduinoは必ず 1.8.5 もしくはそれ以下を利用してください。1.8.6以上はコンパイラが変わっておりそのせいで裸の328への書き込みがうまく言っていないことが報告されています。 |
| </WRAP> |
| |
| {{ :arduino:writer_nano.png?nolink |}} |
ArduinoはAVRマイコンからなる汎用IOボードになります.つまり例えば Arduino Unoでは,AVRマイコンは328Pという種類で,これは外部クロック(16MHz)で動作し,シリアル通信用チップも ボード上に組み込まれています.おおよそArduino一台で3,000円程度となります.普段のプロトタイピングにおいて, このような汎用IOボードを利用するのは,お手軽でよいのですが,実際に量産とまでいかなくとも50,100個といった具合に 設計した回路を作る場合,毎回Arduino汎用ボードを利用していては,回路やスペースを無駄にするだけでなく,金額も 大きく異なってきます.例えばArduinoを利用して100個のプロトタイプを作るとします.その一つ一つにArduinoを利用すると 単純計算でも100x3,000=30万円ですが,これをATMEGA328P(250円)と外部クロック(40円)で動作させると100x290=29,000円と 約10分の一まで価格を下げることができます.もちろん電源回路やちょっとゴマふったりと,もう少しお金がかかる部分がある かもしれませんが,価格が大きく下がるのはわかると思います. | ArduinoはAVRマイコンからなる汎用IOボードになります.つまり例えば Arduino Unoでは,AVRマイコンは328Pという種類で,これは外部クロック(16MHz)で動作し,シリアル通信用チップも ボード上に組み込まれています.おおよそArduino一台で3,000円程度となります.普段のプロトタイピングにおいて, このような汎用IOボードを利用するのは,お手軽でよいのですが,実際に量産とまでいかなくとも50,100個といった具合に 設計した回路を作る場合,毎回Arduino汎用ボードを利用していては,回路やスペースを無駄にするだけでなく,金額も 大きく異なってきます.例えばArduinoを利用して100個のプロトタイプを作るとします.その一つ一つにArduinoを利用すると 単純計算でも100x3,000=30万円ですが,これをATMEGA328P(250円)と外部クロック(40円)で動作させると100x290=29,000円と 約10分の一まで価格を下げることができます.もちろん電源回路やちょっとゴマふったりと,もう少しお金がかかる部分がある かもしれませんが,価格が大きく下がるのはわかると思います. |
| |
上記内蔵クロックがお手軽ですが、長期間運営するシステムの一部にマイコンを入れる場合や、動作の信頼性を重要視したい場合、通常は外部クロック(水晶振動子やセラロック等)を載せた状態で書込みを行います。このセクションではその手順を紹介します。先程hardwareにinternal clock 8MHzの328を追加したかと思いますが、今回は外部クロック動作での328になります。そこで、「シナプスのハード製作記」(https://synapse.kyoto/tips/bootloader_ATmega88/page001.html)に記載されている、「5.Arduino IDEにATmega88/88V/168P/328P用のブートローダを登録する方法」を参照して、マイコンボードに追加します。このページでは、(https://synapse.kyoto/zip/ATmega88_168P_328P_100.zip)を利用します。 | 上記内蔵クロックがお手軽ですが、長期間運営するシステムの一部にマイコンを入れる場合や、動作の信頼性を重要視したい場合、通常は外部クロック(水晶振動子やセラロック等)を載せた状態で書込みを行います。このセクションではその手順を紹介します。先程hardwareにinternal clock 8MHzの328を追加したかと思いますが、今回は外部クロック動作での328になります。そこで、「シナプスのハード製作記」(https://synapse.kyoto/tips/bootloader_ATmega88/page001.html)に記載されている、「5.Arduino IDEにATmega88/88V/168P/328P用のブートローダを登録する方法」を参照して、マイコンボードに追加します。このページでは、(https://synapse.kyoto/zip/ATmega88_168P_328P_100.zip)を利用します。 |
| |
| 書込みの手順は上記を参照してください。接続方法は下記の図のとおりです。 |
| |
| {{ :arduino:スクリーンショット_2019-01-19_11.40.18.png?nolink |}} |