arduino:espr_developer:自作ソフトウェアと通信する

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arduino:espr_developer:自作ソフトウェアと通信する [2019/11/25 00:13] (現在) – 作成 baba
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 +====== 自作ソフトウェアと通信する ======
 +このページでは,8266と同じWifiに接続したPCやデバイスが直接8266とデータ通信を行うための手法を記載します.
 +いくつかやり方はありますが,もっともシンプルで簡単な例としてUDPプロトコルを使うのが良いです.
 +
 +UDPはTCPとことなり通信相手とコネクションを作ってエラーなしにデータを転送しようとすることを諦めた方式です.
 +なので,トラフィックがヘビーな環境においてはパケット欠損が頻繁に起こってしまいますが,相手に送りつけるだけでの
 +簡単な仕様なので扱いが非常に楽です.
 +
 +では実際に8266とPC上でProcessingを用いて記述したプログラミングの通信を行ってみます.8266のexampleとしては,
 +ESP8266WiFiの中にあるUdpというサンプルを開き,SSID, Passwordを正しく設定してください.プログラムを書き込むと,シリアルモニタ上に
 +8266が接続した際のローカルIPアドレスが表示されるのでそれをメモしておきます.
 +
 +次にProcessingではUdpライブラリをインストールします.
 +{{:arduino:espr_developer:pasted:20191125-000918.png}}
 +
 +インストールが終わったら,exampleの中にある Contributed Libraries->UDP->udp を開きます.ここで,変数ipには8266のipアドレスを,portには8888を入れてプログラムを実行します.ただし8266もPCも同じwifiルータにぶら下がっていることが前提となるので注意してください.
 +
 +Processingを実行すると小さな窓が開くのでそこでキーボードの叩いてみると,タイプした文字がArduino側のシリアルモニタを通じて8266が取得してるのがわかります.また,同時にProcessingのデバッグ窓にも8266からacknowledgedというメッセージが飛んできているのが確認できます.
 +
 +{{:arduino:espr_developer:pasted:20191125-001326.png}}
 +
  
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  • 最終更新: 2019/11/25 00:13
  • by baba