====== Lチカ(LEDチカチカ) ====== ここまででプログラムの書き込み及び、基本的なリファレンス場所は抑えたので次は、 ハードウェアでいうところのHello Worldの定番であるLEDチカチカ(1秒おきにLEDの点滅を繰り返すプログラムを動作させること)をM5Stick-Cで実行してみます。M5StickCでは赤色LEDがすでに実装されているので、まずはこの赤色LEDを利用してLチカしてみます。LEDの位置は下図を参照してください。 {{ :arduino:m5stick:m5stickc_01.jpg?400 |}}
#include void setup() { M5.begin(); // M5StickCを動作させるために必ず最初に入れる pinMode(G10, OUTPUT); // G10番ピンを出力モードに変更 } void loop() { digitalWrite(G10, LOW); //G10番ピンをLOW(0V)に delay(1000); // 1秒待つ digitalWrite(G10, HIGH); // G10番ピンをHIGH(3.3V)に delay(1000); // 1秒末 } ===== 外部LEDをLチカさせる ===== さあ、1秒おきに内部LEDを点滅させることができたでしょうか? これだけでは内部に実装されたLEDの点滅のみなので、ブレッドボード上のLEDも同様に点滅させてみましょう。 M5StickCにはソケットが備わっており、ここからジャンパー線などを利用して入力や出力を簡単に拡張することができます。今回はG0ピンをLED動作ピンとして利用してみます。他のピンでももちろん構いません。またオームの法則を利用して利用するLEDに適切な抵抗を一本追加する必要があります。以下動画で利用している抵抗は270[Ω]を利用しています。LEDと抵抗の計算方法は別途[[http://www.sousin.net/design/sousin/contents/teikou_keisan.htm]]を参照してください。またLEDには極性(プラスとマイナスを間違えてはいけない、ということ)がありますので、プラス(アノードと呼びます)、マイナス(カソードと呼びます)を間違えないように接続してください。下記動画の回路図も合わせて示します。
#include void setup(){ M5.begin(); pinMode(G0, OUTPUT); } void loop(){ digitalWrite(G0, LOW); delay(1000); digitalWrite(G0, HIGH); delay(1000); } {{ :arduino:m5stick:スクリーンショット_2020-08-08_10.10.53.png |}} ===== ボタンを押したときだけ光るLED ===== では最後にボタン(G37)を押したときだけLEDが発光するプログラムを作成してみます.
#include void setup() { // put your setup code here, to run once: pinMode(G0, OUTPUT); pinMode(G37, INPUT); } void loop() { // put your main code here, to run repeatedly: if( digitalRead(G37) == LOW ){ digitalWrite(G0, HIGH); } else{ digitalWrite(G0, LOW); } } ---- {{indexmenu>:arduino:m5stickc#1|js#indextheme navbar}}